12月決算の企業を例に取り、監査契約から監査終了までの主な流れと時期、期間の目安をご説明いたします。詳細についてはご面談時に説明し、貴社の状況に合わせて調整致します。往査日数(一部リモート可能です)は会社の規模等により多少増減します。
1.お問い合わせ〜ご面談(〜8月末)
貴社のご要望、ご依頼、報酬などのすり合わせなどのため、以下の事項を実施します。
- NDA契約書(機密保持契約書)の取り交わし
- 基礎資料のご提出(連結パッケージ2年分、TB3年分、税務申告書3年分、貴社グループのアカウンティング・マニュアル)
- ご面談(対面もしくはオンラインで1時間程度)
2. 契約準備〜ご契約(〜9月)
前任監査人がいる場合、ご契約前に監査の引継ぎ作業が必要となります。契約書の作成と並行して実施致します。
- お見積書のご提出
- 契約書ドラフトのやり取り
- 前任監査人からの引継ぎ(初回監査の場合は不要)
- 契約締結
3. 期中監査(契約締結後〜12月末)
前任監査人がいる場合、ご契約前に監査の引継ぎ作業が必要となります。契約書の作成と並行して実施致します。
- 期首残高の監査(往査2〜4日間程度、BSの期首残高を確認)
- 期中監査(往査2〜4日間程度、当期論点の確認、売上・仕入などの取引テスト)
- 確認状の準備・送付・チェック
- 棚卸立会(在庫金額に重要性がある場合)
4.期末監査(1月〜3月末)
貴社の連結パッケージの提出期限に合わせて以下の事項を実施します。
- 期末監査(往査3〜5日程度)
- 連結パッケージのチェック(通常、当事務所内で実施)
- 親会社監査人へのレポーティング(親会社監査人から指示がある場合)
- 監査報告書のご提出
5.フォローアップ(4月〜)
ご必要に応じて、親会社への報告会の実施、改善が必要な事項があればアドバイス、その後のチェック等を行います。